東京都民にはとても気になるニュースが入ってきました。
約5年ぶりに発表された「都地震評価」で、東京都の東部の広い地域で
「危険度ランク」が最高レベルの5になることが判りました。
具体的にどこなのか?調べてみました。
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ずばり、危険度ランク最高の地域は?
都が発表したハザードマップはこちら!

出典:https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-bosai20180215j-05-w510
東部に、危険なエリアが集中していますね。
あとは、中野区、大田区にも数地域あります。
足立区・荒川区・墨田区・江戸川区で多い
足立区・荒川区・墨田区・江戸川区など、東部で多く見られました。
理由として
・下町が多く、古い木造住宅が密集している
→荒川・隅田川沿いに多い傾向のようです。
・地盤が弱い
等が挙げられます。
また、道幅が狭い、袋小路になっている場所がある等、避難や救助に必要な道路の整備状況も踏まえ、危険度は産出されています。

こちらは墨田3丁目周辺です。
古い木造住宅が密集しており、危険度が高いエリアになります。
引用:https://allabout.co.jp/gm/gc/31392/3/
足立区・荒川区・墨田区の全域では無い
「総合危険度」は、都内を5177地域に分けて算出しており、
その中で「ランク5」に入ったのは85地域です。
「ランク5」の85地域のうち、7割以上の65地域が、
足立区・荒川区・墨田区・江戸川区など、東京都東部にあります。
つまり、上記に上げた区の全域というわけではありません。
あなたのお住まいの地域はどうでしたか?
津波は考慮されていない・・・?危険度の算出基準は?
一つ気になったのですが、海沿いの地域は
全くもって危険エリアに入っていないんですよね。
震源によっては、沿岸部の津波は起こる可能性は十分にあると思いますが、
大丈夫なの?と、気になったので、
この調査結果の算出方法を調べてみました。
算出基準はずばり!
特定の震源を想定せず、震度6強などの強い地震が起きたと仮定。町丁目単位の5177地域ごとに、地盤の特性や建物の構造、密集度などを調べ、倒壊や火災による被害の大きさを算出した。
引用:https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-bosai20180215j-05-w510
つまり、東京都の各地域で、同じ震度の大地震が起こった時に、
地盤・建物から危険度を算出してるんですね。
・・・やっぱり津波含まれていないじゃん!(管理人心の声)
というわけで、自分の住んでいる地域の評価が良いからと安心せずに、
震源によって自分の地域の被害はどのように予想されるのか?
お一人お一人が調べてみたほうが良いと思います。
備えあれば、憂いなし!
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